建物を基礎から堅牢に維持し、暮らし心地を実現する
信頼と実績の躯体構造。
将来のリフォーム等もスムーズな二重床・二重天井及び、遮音性を高める球体ボイドスラブ工法を採用。
床を防震ゴム付の支持部材で支えることで床スラブとの間に空間を設け、天井の仕上材とコンクリートスラブ間にも隙間を設けた二重床・二重天井を採用。配線・配管等をスラブ内に打ち込まないので、将来的なメンテナンスやリフォームもスムーズ。また、コンクリートスラブには、室内に小梁が出ない「球体ボイドスラブ工法」を採用。スラブ内に球体の発泡スチロールを設置することで軽くて高い剛性を確保し、遮音性と軽量化を両立した工法です。

■二重床・二重天井概念図

■ボイド概念図
※球体ボイドスラブ工法は、完全な遮音を保証するものではありません。※二重床は遮音性能を向上させるために、脚部に防震ゴムを使用しています。このため、歩行に伴って若干の沈み込みが生じます。
建物をしっかり支える杭基礎。
強度の高い建物づくりには、強固な支持層まで達する杭で建物をしっかりと支えることが重要です。「アネージュ東海プレナージュ」では国土交通大臣の認定を受けたプレボーリング拡大根固め工法による鋼管製の既成杭[杭径900mm~1000mm]を28本設置しています。

■基礎杭イメージイラスト
耐震性や腐食対策も考慮した柱構造。
主要構造となる柱の帯筋には溶接閉鎖型帯筋及び高強度せん断補強筋を一部採用し、地震時に発生するせん断力に対応します。また、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚を確保することで、酸化(腐食)による鉄筋強度の低下を防いでいます。

■柱構造イメージイラスト
安全で快適な暮らしを守る外壁・戸境壁。
外壁・戸境壁は、縦・横ともに鉄筋を2列に組み上げたダブル配筋を採用。シングル配筋に比べて壁厚が増すなど、より強度がアップします。また妻側壁厚は約180mm・約150mmを戸境壁厚には約220mmをそれぞれに確保し、遮音性や断熱性の向上に配慮しながら、構造躯体の堅牢性を高めています。

■妻側壁構造図(概念図)

■戸境壁構造図(概念図)
室内床段差を極力抑えたフラット設計。
玄関の上がり框以外の室内床段差を極力抑えたフラット設計を採用。小さなお子様やお年寄りのつまづき事故への配慮はもちろん、掃除や家具の移動もスムーズに行える、誰にも優しい設計です。 ※玄関土間と床には1階住戸20mm、2階以上の住戸は70mmの段差がございます。

■フラットイメージ
地震時に閉じ込めを防ぐ対震型ドア。
ドアと枠の間にクリアランス(すき間)を設けることで避難路を確保する、対震型ドアを採用。地震などの影響でドア枠が変形した際の閉じ込めを防ぎます。

■地震の揺れによるドア枠の変形概念図
室内から柱型をなくしたアウトポール設計。
バルコニー側、共用廊下側とも、柱を室外側に出した、アウトポール設計を採用。居住空間から、柱型によるデッドスペースを取り除き、家具類等も配置しやすい、スッキリとした室内空間を実現しました。(一部居室除く)

■アウトポール概念図
断熱効果を高める「Low-E複層ガラス」。
住戸内の開口部には、室内側ガラスの中空層に接する面に熱放射を遮断するLow-E膜をコーティングした「Low-E複層ガラス」を採用。複層ガラスの断熱性能(冬場の室温の保温)がより高まります。また西向きの窓には一般の複層ガラスには無い遮熱性能(西日の太陽熱を遮断)も期待できる日射遮断型のLow-Eガラスを採用し、暮らし心地にも配慮しました。

■Low-E複層ガラスイメージ図
空気環境を維持する24時間換気システム。
各居室に付けた花粉除去用フィルター付自然換気口から、新鮮な空気を常時取り入れ、室内の汚れた空気はダーティーゾーンから24時間屋外に排出するシステム(第3種換気システム)を採用しています。

■24時間換気システム概念図